7月 07 ビジネスやスポーツで指導者に求められること
仕事やスポーツ、音楽など様々なシーンで求められるのが、指導力。
本人の能力や潜在能力を最大限発揮する上でも指導者の力は欠かせないものです。
今回はメンタルの観点から、指導者に求められることをご紹介します。
社内で部下を指導されている方・部活動や習い事などで生徒を指導されている方必見です!
1.具体的な行動に結びつける
ついつい熱くなると、気持ちや根性論に走りがちです。
根性論が悪いわけではないのですが、気持ちや根性論に走っている時は、想いが先走り、具体的な行動に結びついていないことがよくあります。
想いだけでは成功や上達、結果に結びつかないケースがよくあります。
その湧き上がってくる熱い想いを形にするために、「何をするか?」という具体的に行動を考えさせるかかわりをしていきましょう。
「とにかく頑張る」ではなく、「何をするか」を考える習慣を作り上げましょう。
2.ほめて伸ばす
叱って伸びる人は、ほめたらもっと伸びます。
ほめるというと出来ていない事まで、おだてることと勘違いしている人もおられますが、そうではなく、出来た事やチャレンジした『行動』をほめましょう。
出来たことと出来なかったことをちゃんと切り分け、出来たことはほめて、出来なかったことは、次どうすればできるようになるのか?という事を振り返っていくことが必要です。
叱って伸びる人は、いつまでも叱ってくれる人を求めます。
褒められて伸びる人は、自分から考え上達していこうという意欲が生まれます。
自主的に考える部下や選手を育てるためにもほめて伸ばすことは非常に重要です。
3.可能性を信じる
あなたは、選手や部下の可能性を信じ切れていますか?
メンタルトレーナーは、部下や選手が目標に掲げているゴールに到達出来ることを相手以上に信じ切ります。
周りからどう思われても、その人がめざす目標を指導者自身が信じることは大事です。
時に相手自身も迷うことが出てくることがあるかもしれません。
でも、そんな時でも「この人はできる人だ!」と指導者自身が思えることが必要です。
「今できているか?」ではなく、夢や目標を達成できる人としてこちらが接することが重要です。
人は、扱われ方によって変わります。
出来る人として、相手の可能性を信じていきましょう。
相手への想いを表現すること
相手の可能性を信じ、行動を明確にしていくこと。
そして承認することが、相手の可能性を引き出します。
また、つい照れ臭く思っていることを表現しないことも
多いかもしれませんが、ちゃんと表現して差し上げましょう。
表現しなければ伝わらないこともあります。
相手にちゃんと受け取ってもらって初めて想いは伝わります。
言わなくても、伝わる部分もありますが、
伝える努力をぜひ行ってみて下さいね!