認められると人は自然と気持ちよく話し出す

みなさんは、承認欲求という言葉をご存知でしょうか?
人から認められたいと感じる欲求のことですが、承認欲求は多かれ少なかれ誰もが持つ欲求です。
.
この承認欲求を満たされると人は一気にモチベーションが上がったり閉ざしていた心を開いたりします。
そして、承認欲求を満たしてくれた相手と信頼感を抱きます。

.

.

今回は、「承認の言葉を相手に伝える」という方法をお伝えしていきます。

承認は、褒めることではありません。

褒めるのが下手だとからと身構える必要はないのでご安心くださいね。
.
承認の技術とは相手の存在そのもの相手の行動に気づいていることを伝える技術です。
相手が出した結果や成果できていること頑張ったこと、変わったことなどを見つけて伝えるだけです。

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「結果」「行動」「存在」を承認しよう

.

ビジネスシーンで考えてみましょう。
たとえば、あなたが上司で部下が大きな商談をまとめたとします。
.
誰もが認めてあげたいというシーンなのでとてもわかりやすいのですが当然「すごいな、おめでとう」などと声がけしますよね。
これは商談成立という結果を承認したことになります。
.
一方で、頑張って商談をまとめようとしたけれど成立までに至らなかったとき。
「しっかりとした企画書を作って相手と交渉できるようになった。成長したね!」
.
と言えば
.
行動・プロセスを承認したことになります。
.
つまり、できていることや頑張りを認めてあげるのです。
結果はダメでも、こうやって認められた部下はめげずに次のチャレンジします。
なぜ、結果が出なかったかはそのあとに指導すればいいのです。
.

.
「〇〇さん、おはよう」
「何か困っていることはある?」

などといったことも承認です。
これらは、相手の存在を承認したことになります。

.

.
承認のポイントは…
★気にかけてくれている
★見てくれている
★評価されている
と、相手が感じられるようになること。
.

.
「結果」「行動」「存在」の3つの承認を使いこなすことで、信頼感の持てる存在になっていくはずです!